シンガポール人もギャンブルをするみたいです #PJ5文字/68日目

シンガポール/日常

昨日は、日本に帰国する友達を見送りにチャンギ空港まで朝方行ってきました。

その帰りに、空港周りの街を少し散策してきたのですが、ある区画に人が溜まっているのを見つけました。

Ciang Siow Eng Agencyと書いてある会社?に人が溜まっています。
並んでいる方々は、人種は様々ですが、大体中高年です。

最初は銀行や金融機関なのかなと思いましたが(母国に送金でもしてるのかなと)、近付いてみて、ギャンブルだということに気付きました。
錦糸町のJRAで見た事のある光景です。

散歩道の途中のマンション。日本でいうところの団地ですが、面白い色です。

詳しく調べてみるとSingapore Poolsという公営ギャンブル会社の出先の様です。http://www.singaporepools.com.sg/en/ci/Pages/default.aspx

取り扱っているのは、TOTO、宝くじ、4 Digits(4桁番号くじ)、スポーツくじ、競馬だそうです。

どこの国でも一攫千金はロマンの様です。ただ失礼ながら、並んでいる方は貧乏な身なりに見えました。
お金が無いからロマンを追っている訳ですもんね。ある意味当たり前かもしれません。

僕も一攫千金は夢見ているタイプの人間です。何千万でも何億でも欲しいなと思っています。

ただ、ギャンブルはどうしてもやりたいと思えません。リスク・リターンが全く見合わないからです。

ギャンブルと呼ばれるいわゆる「投機」には還元率という重要な要素があります。例えば、宝くじを買った際に、何が起こるかというと、一部の金額が胴元(運営会社)に吸い取られる事になります。宝くじの運営費用とでも言えばいいでしょうか。その運営費用分の金額が大きければ大きい程、投機者に対するリターンは当然減ります。

どういう事なのか、日本の年末ジャンボ宝くじ(2018年)で計算してみました(シンガポールの宝くじで計算しようと思ったのですが、データが見つけらませんでした)。

等級等 当選金 本数(25ユニット) 当選確率(%) 期待値(円)
1等 700,000,000円 25本 0.000005% 35円
1等の前後賞 150,000,000円 50本 0.00001% 15円
1等の組違い賞 300,000円 4,975本 0.000995% 2.985円
2等 10,000,000円 500本 0.0001% 10円
3等 1,000,000円 5,000本 0.001% 10円
4等 100,000円 35,000本 0.007% 7円
5等 10,000円 500,000本 0.1% 10円
6等 3,000円 5,000,000本 1% 30円
7等 300円 50,000,000本 10%  30円
合計 149.985円

(発売総額1,500億円・25ユニットの場合 ※1ユニット 2,000万枚)
*出典:宝くじ公式サイト(https://www.takarakuji-official.jp/news/1711/01.html)

ご覧下さい。期待値と記載されている金額の合計値が149.985円です。1枚300円の宝くじを買うと、149.985円が戻ってくる計算になります。この149.985円を宝くじの期待値と言います。もちろん高額当選する確率が0ではないので、皆夢を追うのでしょうが、計算上宝くじを買えば買うほど、購入金額が還元率に(149.985円/300円 ≒ 49.995%)近い払い戻し率となって戻ってくる事になってしまうのです。平たく言えば損をする事が確実という事です。

一番賢いのは胴元となる事なのでしょうが、そんな美味しい役回りは当然「国」ががっちり抑えていますので、少しでも期待値が高いと思われる投資活動をするべきだと思います(僕は期待値がプラスである行動を「投資」、マイナスの行動を「投機」だと思っています)。

ある意味、「超」が付く程の格差社会と呼ばれているシンガポールの貧困層の娯楽として、しっかりと機能しているのかもしれません。

僕もどんな投資行動を取るか考えて行かなければなりません。。